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ナレーション

翻訳会社パラジャパンではお客様からのご要望により、海外に向けての会社の紹介であったり製品プロモーションなど、すでに日本語で出来上がっている動画を英語や中国語などに翻訳した後、それぞれの言語でナレーションを日本語にかぶせて作成することが増えてきております。

ここ数年、YouTubeなど一般の方たちでも作成できる媒体が普及したことにより、動画はかなり身近なものになりました。

ほんの数年前までは、ナレーションは「スタジオでおこなうもの」と決まっており、外国の言語でナレーションが出来る人にわざわざ地方から横浜や東京などに出向いてもらって、スタジオを借りる手配をしたり、近くのホテルで宿泊してもらったり等、それはそれなりに大変でもあり、今となっては少々懐かしくもありますが。

しかし、いまや世界中のどこに居ても、ナレーションは机上で出来るものになりました。 いわゆるDTP (机上編集) という言葉があるようにパラジャパンではDTN (Desk Top Narration=机上ナレーション) 等と言ったりしています。

ナレーターとは?

さて、実際に各言語のナレーターとはどのような人たちなのでしょうか?
実は、翻訳会社であるパラジャパンで行っているナレーションの多くは、その翻訳を担当した翻訳者が行っています。

確かにテレビなどで活躍されている山根基世さんや田口トモロヲさんのような思わず聞き惚れてしまう素晴らしい声とスキルをもった真の意味でのプロフェッショナルなナレーターもパラジャパンには在籍しております。

しかしパラジャパンで登録している翻訳者の中には、プロ顔負けのナレーションが出来る翻訳者も数多く在籍しているのも事実であります。
そして翻訳者のナレーションであれば、当然コストパフォーマンスに優れているという利点もあります。

ボイスサンプル

一例として、パラジャパンの社員である米国出身ネイティブスピーカー (カリフォルニア出身)のボイスサンプルを下記の通り紹介させていただきます。

 

 

いかがでしょうか。

 

 

音声に関する各国の多様性

音声の場合、注意しなければならないのは、国々独自の発音や、その国の方言の多様性です。翻訳とはまた違った考え方をしなければなりません。
翻訳されて文章になったものは、その国内であれば一般的には共通したものになりますが、音声の場合、その国向けであっても「方言」があるということです。

英語だけみてもアメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、英語を母国語としていない国の人たちが話している英語などがあるように、その地域に向けたナレーションが必要な場合もあります。

中国であれば基本的には「マンダリン」と呼ばれている北京語が標準となりますが、その他には広東語、上海語、福州語、客家 (はっか) 語、台湾語などがあります。

スペイン語なら大きく分けてスペイン本国向け、南米向けでもその発音などは違ったりします。また方言と言うことになりますと、スペイン国内ですと、いわゆるカステジャーノと呼ばれているスペイン語が標準となりますが、カタルーニア語、ガリシア語、アンダルシア語、バスク語などがあげられます。

特にバスク語になりますと、その構造が全く違う言語になりますので、もしその地方にピンポイントに訴求したいのであればバスク語のナレーションを当てはめた方が良さそうです。もちろん南米においてもペルーやアルゼンチンなど国によりその発音は違います。

 

翻訳会社パラジャパンでは、「何語のナレーション」というよりも「どの地域に向けたナレーション」ということを意識することによりお客様のより明確なターゲットに的確にお答えできるナレーションサービスを行っております。