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テープ起こし

テープおこし翻訳

「テープ起こし」。なんともレトロな響きがしますが、検索してみると意外と多くのサイトがヒットし、未だにこの言葉が市民権を得ているのがわかります。「村おこし」や「雷おこし」とは言葉が似ていますが、内容は全く異なります。
「テープ起こし」とは、簡単に言ってしまえば、録音された音声を文字に書き記す作業のことです。この場合の「テープ」とは「カセットテープ」であったり、それを再生する「テープレコーダ」のことですね。
このテープ起こし、ワープロとカセットレコーダが普及して登場したのですが、その当時「プロフェッショナルなテープ起こしのひと」は、ワープロを打つために手や指が支配されてしまうため、足でカセットレコーダの再生ボタンや停止ボタンを押したりしていました。そのような専門のデバイスがあったのです。なんだか昔のミシンを思い出したりします。

テープ起こしには「素起こし」、「ケバ取り」、「整文」の3つのグレードがあります。
「素起こし」は文字通り、話している内容をすべてその通りに書き起こすこと。
「ケバ取り」は「あ~」とか「う~」とか「え~」とか余分で意味の無い言葉を取っ払ってしまうことです。かの大平首相は「アーウー宰相」などと呼ばれていましたが、この「あ~う~」を取ったら最も演説の上手かった首相とも言われています。
化粧が濃くて派手なひとのことを「あのひとケバいね」などと言ったりします。しかしその化粧を落とす行為のことを「ケバ取り」というのかどうかはわかりませんが。
「整文」はこれも文字通り、文を整えること。話者の意図を汲み取って読み手にわかりやすく訂正することです。

テープ起こしは、翻訳会社にとっての工程としては、少しイレギュラーな作業となります。DTP編集やWeb構築、ナレーション、印刷などは「翻訳の次の工程」としての作業となりますが、このテープ起こしに限り、「翻訳の前の工程」となります。日本語なり外国語なりの話者の音声を書き起こし、その原稿をソース言語とし、翻訳を行う、という工程になるのです。
「翻訳原稿は、原文に忠実に訳した場合、元原稿以上のクオリティにはならない。」という翻訳の大原則がありますが、そういった意味でも元原稿となるべく、テープ起こしの原稿というのはとても重要であります。

さて、時間で計った場合、実際どのくらいの文字を書き起こせるのでしょうか。よく言われているのが「3分間スピーチは400字詰め原稿用紙で2枚」。3分で800字、1分あたり266文字となります。英語の場合ですと約133ワードとなります。録音状況にもよりますが、これらを書き起こすには、日本語は10分1,000文字、英語は500ワードとなります。御見積もりを算出させていただく場合もこの基準値を元に算出させていただいております。

近年、これらの動画音声を自動的に書き起こしてくれるアプリケーションもありますが、その精度は、完成にはほど遠く、最終的には「人」が前後の話を汲み取ったり状況を判断したりして書き起こすことより他ありません。
まずは一度お問い合わせください。