アラビア語
アラビア語は、アラブ世界において広く公用語として話されている、アフロ・アジア語族セム語派に属する言語です。
世界で3番目に多くの国と地域で使用されている言語であり、その使用者は約2億3,500万人といわれます。
使用されている主な国・地域 |
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アラブ首長国連邦、アルジェリア、イエメン、イスラエル、イラク、エジプト、エリトリア、オマーン、カタール、ガンビア、クウェート、コモロ、サウジアラビア、シリア、スーダン、ソマリア、チャド、チュニジア、パレスチナ自治政府、バーレーン、モーリタニア、モロッコ、ヨルダン、リビア、レバノン など |
公用語人口 |
2億3,500万人 (母国語人口 約2億3,000万人) |
国際連合の6つの公用語のうち、後から追加された唯一の言語でもあります。
起源は西暦4世紀ごろのアラビア半島にさかのぼるといわれ、イスラーム文明の拡大にともなって北アフリカ地域まで使用範囲が広がりました。
アラビア語とイスラームは不可分の存在であり、その聖典である「クルアーン」の記述によれば、教えを伝えるために神が選んだ言葉がアラビア語だったとされています。
ムスリムはアラビア語を聖なる「アッラーの言葉」としてとらえており、聖典クルアーンはアラビア語で詠唱して音韻をふむことを前提にして記述されています。
そのため、聖典の翻訳は原則として禁じられています。
クルアーンの勉強や暗誦は、敬虔なイスラーム教徒の義務とされており、これを果たすためには必然的にアラビア語の学習が必要となります。
このため、アフリカからトルコ、インド、東南アジアにかけてのイスラーム圏では、アラビア語が知識人層の共通語として通用しています。
一大文明とともに生きた言語として、様々な言語にその影響を強く残しています。
【英語じゃダメですか…?】
「中東地域に輸出をする際に、英語の説明書があるからそのまま使えるかもしれない…」、そんな考えもあるかもしれません。しかし、それが通用しないこともあるのです。
例えば、サウジアラビアなどでは輸入製品 (家電及び電動工具等) はアラビア語のマニュアルが必須で、さらに化学品など危険警告が求められる製品にもアラビア語による表記が求められます。(工業製品については、英語のみで可の場合もあり)
英語は世界どこでも通用してしまうイメージがありますが、このような規制を設けている国もあるのです。
海外に進出する際は慎重さが必要なのを痛感しますね。
【書道がここにも…!】
「書道」というと、日本や中国をはじめとする東洋の芸術作品のイメージがありますが、実は「アラビア書道」があるのをご存じですか?
アラビア書道とは、神の言葉である『コーラン』を美しく書くために1000年以上もの時間をかけて完成した文字です。
写真を見てわかる通り、書道の域を超えたもはや『芸術』です。
書道文化の浸透している日本でもこのアラビア書道を学ぶことができるようです。
翻訳時の注意点
アラビア語の翻訳後に冊子や印刷物にすることもあるでしょう。
説明したとおり、アラビア語は右から左に記述する言語である特性もあり、DTP編集ソフトも中東バージョンがあるほどです。 (これは類似するペルシア語も同様です)
そのため、通常の環境 (日本語や英語のIllustratorやInDesign) では編集ができませんのでご注意ください。
事前に確認したり、きちんと対応ができるところに依頼をすることをお勧めします。
もちろんパラジャパンではアラビア語DTPはご対応可能です!
パラジャパンの強み
・永久保証
パラジャパンの技術翻訳は永久品質保証。納品後も品質に責任を持ちます。
納品後お時間が経っておりましても、気になる点などございましたらいつでも御相談ください。
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パラジャパンの翻訳料金は、どんな場合も均一料金です。
特急料金はかかりません。また、分野に関係なく均一料金で分かりやすく、やさしい料金体系です。
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翻訳会社としてお客様の事業に貢献できるサービスを提供するため、専門性を持った経験豊かな翻訳者のみが在籍することにより、各分野での翻訳に対応させていただいております。
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お客様から依頼を受けた業務をこなすだけではありません。やり取りを通じて疑問点、問題点を洗い出します。改善案を提案させていただくことにより、お客様の満足度をより高められるよう常にスキルアップを図っています。
パラジャパン翻訳実績のご紹介(※ほんの一部です)
- 横浜植物防疫所発行のパンフレット (和文アラビア語訳)
- 留学のための成績証明書 (アラビア語和訳)
翻訳料金については、お気軽にお問い合わせ下さい。