対応言語

ビルマ (ミャンマー) 語

 

ビルマ (ミャンマー) 語は、1974年の社会主義憲法で「共通語」と定めているほか、「他の民族言語も教えることができる」と規定しています。

しかし、実際には、政府・官公庁では、「公用語」に準じた地位が与えられており、逆に、少数民族言語が使用されることはないと言われています。

 

使用されている主な国・地域
ミャンマー、タイ、ラオス、バングラデシュ、シンガポール、マレーシアなど
公用語人口
3,200万人

 

ビルマ (ミャンマー) 語の歴史は、文字文化の面からみると、下記の3段階に分けられます。
第1期:11世紀の前半~13世紀末。 ビルマ文字を考案
第2期:英国に敗戦後、全土が英国の植民地支配下に置かれてから独立するまで英語が普及した期間 (ビルマ語の後退期)
第3期:独立後、政権下での文化の「ビルマ化」政策によるビルマ語中心の時代

 

ミャンマーと日本の関係

ミャンマーは東南アジア諸国のなかで最も親日的な国と言われており、文法も日本語に近いと言われています。
また、観光や技能実習等で来日するミャンマー人も増えています。それに伴い、ビルマ (ミャンマー) 語翻訳の需要も伸びてきています。

ちなみに、ミャンマーでは和柄の布は「キモノ」と呼ばれて大変人気があり、高級品扱いだそうです。

ビルマ (ミャンマー) 語は、古来インドやスリランカの文字文化を受容したため、サンスクリット語やパーリ語の借用語が多くあります。
このほか、歴史的に長い交流のあるシャン語、植民地時代以降の英語をはじめ、 インド諸語 (ベンガル語、ヒンディー語など) 、中国語などからの借用語も少なくありません。

 

【東京を盗聴?!】

ビルマ (ミャンマー) 語には日本語よりも多くの母音があります。

また、音の高低・抑揚で表す言葉の意味が変わってきます。
しかし、逆に日本語にあってビルマ (ミャンマー) 語にない発音があります。

それは、「キャ・キュ・キョ」です。
そのため、東京はトーチョーと発音されます。

 

 

【田中さんがミャンマーで自己紹介をすると…】

一瞬で名前を憶えてもらえる、というミャンマー旅行ネタがあるそうです。
ミャンマーで「タナカ (သနပ်ခါး/Thanaka)」とは化粧品兼石けんのようなものらしいです。

タナカの木からとれる粉末で、これを頬やオデコに塗ります。
全国の田中さんには挨拶、使用ともに是非試していただきたいですね。

 

【2つ頼んでみよう?】

2は「ニッ」(鼻から息を吐くような) と発音します。
2 (J) နှစ်
身近な数字なので、お店などで注文するときに使ってみたいですね!

 

翻訳時の注意点

・フォント

ビルマ (ミャンマー) 語を依頼するときに最も注意しなければならないのはフォントです。
ビルマ (ミャンマー) 語が標準表示できるフォントは非常に少ないといわれており、翻訳が仕上がって納品したら「文字化けしている」こともあるかもしれません。

それはお客様側のPCのフォント環境が関係している可能性が高いです。
日本語や欧文フォントは種類も豊富なため、元のドキュメントに近いメリハリのあるフォントで表示が可能ですが、ビルマ (ミャンマー) 語では対応に限りがあることを念頭に置いておいた方がいいかもしれません。

パラジャパンでは納品時はPDF版も同梱させていただいており、時にはクライアント様側の環境に合わせ、必要なフォントも提供させていただきます。

 

・住所表記 (国内在住者向け)

英語表記で済ませてしまうケースも見受けられますが、ミャンマー現地の住所表記は日本の順番と同じです。
英語のまま使用してしまうと、混乱する可能性あるので、できればビルマ (ミャンマー) 語に訳すのが理想です。

 

・数字

ビルマ (ミャンマー) 語ではビルマ (ミャンマー) 語数字が存在します。
日本国内向けの翻訳であれば、アラビア数字でも判読可能かと思いますが、現地ではほとんどの表記がミャンマー数字です。

翻訳をする際は、使用目的 (地域) を確認した上で訳し分けをすることをお勧めします。

 

パラジャパンの強み

・永久保証
パラジャパンの技術翻訳は永久品質保証。納品後も品質に責任を持ちます。
納品後お時間が経っておりましても、気になる点などございましたらいつでも御相談ください。


・均一料金
パラジャパンの翻訳料金は、どんな場合も均一料金です。
特急料金はかかりません。また、分野に関係なく均一料金で分かりやすく、やさしい料金体系です。


・実績ある翻訳者のみ採用
翻訳会社としてお客様の事業に貢献できるサービスを提供するため、専門性を持った経験豊かな翻訳者のみが在籍することにより、各分野での翻訳に対応させていただいております。


・コーディネータはお客様のコンサルタントも兼ねています
お客様から依頼を受けた業務をこなすだけではありません。やり取りを通じて疑問点、問題点を洗い出します。改善案を提案させていただくことにより、お客様の満足度をより高められるよう常にスキルアップを図っています。

 

パラジャパン翻訳実績のご紹介(※ほんの一部です)

  • 省庁労働関係パンフレット・ポスター (和文ミャンマー語訳)

 

翻訳項目 単位(訳仕上げ) 価格※ 
ミャンマー語→日本語
(専門翻訳者+ダブルチェック)
400字 お問い合わせください。
日本語→ミャンマー語
(ネイティブ専門翻訳者+ダブルチェック)
400字 お問い合わせください。

※ お見積もり時に訳仕上げ量を想定の上、算出させていただいております。

※ パラジャパンの翻訳料金は、特急料金を設けておりません。また分野に関係なく均一料金で、分かりやすくやさしい料金体系となっております。

 

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