翻訳項目 | 単位 (訳仕上げ) | 価 格 (税抜) |
---|---|---|
英語→日本語 (専門翻訳者+ダブルチェック) |
400字 | 2,480円 |
日本語→英語 (専門翻訳者+ダブルチェック) |
200ワード | 3,950円 4,950円※ |
中国語・韓国語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語・イタリア語・ロシア語→日本語 (専門翻訳者+ダブルチェック) |
400字 | 3,200円 |
日本語→中国語・韓国語 (ネイティブ専門翻訳者+ダブルチェック) |
400字 | 4,250円 |
日本語→スペイン語・フランス語・ドイツ語 (ネイティブ専門翻訳者+ダブルチェック) |
200ワード | 5,250円 |
日本語→イタリア語・ロシア語・ポルトガル語 (ネイティブ専門翻訳者+ダブルチェック) |
200ワード | 5,750円 |
※ネイティブチェックをさせていただいた際の料金です。
ご発注は、ミニマムチャージとして30,000円(税抜)より承っております。
その他の言語についてはお気軽にお問合せください。
翻訳会社の見積もりとは
「翻訳会社に翻訳の件で見積もりの依頼をしたいけど、どこにどうやって依頼したら良いかわからない。」というお客様は多くいらっしゃいます。
「翻訳原稿」は、元の原稿はあるのに翻訳された原稿が予め用意されているわけではありません。
自動車や冷蔵庫など形のあるものであれば、気になった製品を実際の店頭や価格.comなどで値段を比較したりして、「どのメーカーの何の製品を購入するか」を決めることが出来ます。
しかし仕上がった翻訳原稿は翻訳会社により、すべて異なり全く同じに仕上がってくることは決してありません。
では、コストをなるべくかけず、最高の翻訳を提供する翻訳会社を見分けるにはどうしたらよいのでしょうか?
その答えは決して簡単ではなく、複数のことを考慮せねばなりません。
様々な観点から良質な翻訳会社を見極めなければなりません。
社歴を知る
はじめて翻訳を外部委託する場合、2~3社ほどから見積もりをとりますが、では、その2~3社をどこに絞るのか。
翻訳会社を検索すれば多くの会社が現れ、どこに見積もりを頼めばよいのか、初めてのお客様には戸惑うところです。
そこでまず重要なのが社歴。翻訳会社としてどのくらい長くやっているのか。
社歴が長い翻訳会社は、それだけリピートのお客様がいらっしゃいます。
登録翻訳者数を知る
会社は10年たてばその半分は無くなっているといわれますが、翻訳会社も同様です。
「高品質」な翻訳を提供し続けているという以外にも他の要素が重要です。
あらゆる意味でのプロフェッショナル意識が浸透していない翻訳会社は長く続きません。
最低でも10年続いているかどうかは大きな判断基準の一つです。
登録している翻訳者の数も重要な見極め要素の一つです。
数が多ければ良いというものではありませんが、翻訳の特性はいつも突発的に発生するものなので登録している翻訳者の数が多ければ、選択肢はそれだけ増えます。
最低でも数百人の登録翻訳者は必要でしょう。
実績を知る
「実績」に関しては、要注意です。
実績があってもそれが10年前の実績では無いに等しいです。
その当時担当した翻訳者が担当できるかどうか。
翻訳の精度は一次翻訳を行う翻訳者の能力で70%が決まってきます。
翻訳者も年齢を重ねていきます。
もし実績を尋ねる場合はすくなくとも10年以内の実績に限定されたほうがよさそうです。
トライアルについて
ある程度のボリュームのある翻訳案件であれば「トライアル」を依頼してみるのも一考でしょう。
通常翻訳会社は、日本語なら800~1,000字程度、英語であれば400~500ワードほどは無料でトライアルを行っています。
ただし見積もり金額を了承してからのほうが良いです。
トライアルが良かったが見積もり金額が合わなかったら取り越し苦労に終わってしまいますので。
翻訳コーディネータを知る
次に重要なのが「翻訳コーディネータの質」です。
メールや電話で問い合わせた際にそのレスポンスが適切かどうか、聞きたい質問に的確に応えられているか、はとても重要です。
コーディネータが悪ければ、翻訳者のミスチョイス、納期遅れ、アフターフォローなどに影響してきます。
守秘義務誓約書の必要性を知る
見積もりを依頼される前に、まず考えなければならないことは「依頼しようとしている原稿は、外部に出しても問題ない原稿か?」ということです。
製品開発前の仕様書、締結前の契約書、申請前の特許、その会社独自の就業規則、個人のプライバシーに関わる裁判資料、発表前のプレスリリース、論文、IR(投資家情報)等々(あげればきりがありませんが)、特に隠匿性のあるものは、翻訳会社に原稿を送る前に代表者の捺印のある守秘義務誓約書を担当者から送ってもらいます。
稀に翻訳会社の中にはその会社独自の守秘義務誓約書を持ってなく、お客様に用意してもらう会社もあるようですが、それは論外です。
言語や翻訳目的を伝える
さて、次に翻訳会社の担当者に元原稿をメールの添付ファイルで送信します。その際に伝える情報として、一番重要なのがターゲット言語(訳したい言語)。
元原稿を送って、「見積もりをください」というメッセージをいただくこともありますが、必ず訳されたい言語名を明記してください。
同じ言語でも「どの国を対象にするのか」が明確であれば、より良いでしょう。
例えば中国語であれば大陸向けの簡体字にするのか、おもに台湾向けの繁体字なのか。
スペイン語、ポルトガル語であれば、南米向けなのか欧州本国向けなのか、などです。
なぜこれらが重要かと言えば、翻訳単価や納品期日が変わる可能性があるからです。
訳の内容が変わってくる、担当する翻訳者が異なる、などもあげられます。
翻訳料金を知る
翻訳会社の翻訳料金は、単価×元原稿の文字数(ワード数)または訳仕上げの文字数(ワード数)で決定されます。
翻訳会社パラジャパンの場合は翻訳された想定数を元原稿から算出し、お客様にご案内させていただいております。
複数の翻訳会社から見積もりを取った際に各社ともその単価が何を基準に算出しているのか、その会社により異なるため、お客様の中には戸惑われる方もいらっしゃいます。
その際には、担当者にどういう算出方法なのか聞いてみても良いでしょう。
担当者が明確に答えられなければ、その会社は発注対象会社の中から割り引いて考えたほうがよさそうです。
カウントの方法を知る
今はテキストで文字数(ワード数)をカウントできるので、ほとんどの原稿のカウントは問題ありませんが、中にはテキストとして読み取れない原稿があります。
病院のカルテ、手書きのアンケート調査用紙、スキャンやコピーが連続されて行われた原稿などが一例です。
その際には2つのカウント方法があります。
一つはOCR(Optical Character Reader=光学的文字認識)で読み取り、テキストにする方法、もう一つの方法は、数取器でカウントする方法です。
道端で折りたたみ椅子に座りながら、カチカチやっている人を見かけたことがあると思いますが、あの掌に載せてカチカチやっているのが数取器です。
「野鳥クラブ」の必須アイテムでもあります。
このデジタル時代に相当地味な作業ですが、翻訳会社のコーディネータには必需品なのです。
DTP編集を知る
翻訳会社に翻訳の見積もりを依頼したのに、「翻訳」以外の項目が入っていたりします。
その代表が「DTP編集」または「レイアウト編集」です。DTP (Desk Top Publishing)、いわゆる机上出版という意味ですが、「元原稿に翻訳を上書きしてレイアウトを整える作業」と解釈していただければ結構です。
このDTP編集は、翻訳会社に依頼することをお勧めします。
各言語にはレイアウトにも特性があります。
ほとんどの言語が日本語より長くなるので、レイアウト的に配慮が必要になってきます。
また、タイ語などは、勝手に文章の途中で改行すると、読み手であるネイティブが混乱したりします。
翻訳会社パラジャパンでは「そのまま使える翻訳原稿」を考慮したうえでのDTP編集を行います。
フォントの選択から、行間、インデントなど読み手の方にとって負荷のかからない、完璧なレイアウト編集を提供させていただきます。
DTP編集のアプリケーションは、基本的には提供していただいた原稿に上書きとなりますが、原稿が例えばAdobe社のInDesignやIllustratorであるからといって、必ずしも同じアプリケーションで上書きする必要がない場合もあります。
お客様側でそのアプリケーションを所持してなく(例えばInDesignなど)、編集できるスタッフが社内にいらっしゃらない場合は、元原稿はInDesign、翻訳原稿は誰でも扱えるWordなどのアプリケーションにするなど、選択肢の一つとして考えるべきです。
取扱説明書(日本語)をExcelで作ってこられるエンジニアの方も稀にいらっしゃいます。
セルの中にきれいに文章が入っており、とても凄いことだと思います。
しかしこの原稿を翻訳しようとしたときに困ってしまうのが、「文章の長さが圧倒的に外国語(中国語以外)だと長くなることが殆ど」ということです。
セルの中に収まった文字は融通性が効きません。
Excelは基本的には表計算ソフトなので、取扱説明書の作成には向いていません。
こういった場合もWordで作成することを私たちは提案させていただく場合があります。
DTP編集料金は、そのレイアウトの煩雑さにより様々です。中には数百ページあるマニュアルなどは、ページにより煩雑なページ、シンプルなページなどがあります。
そのような場合は「ならし」でページ単価を決めています。
特急料金の有無を知る
DTP編集以外に、「特急料金」という項目が見積もりに書かれている場合があります。
翻訳会社パラジャパンでは「特急料金」でお客様に追加チャージを請求するという考え方はありません。
通常、翻訳者や校正者がこなせる数量というのは、おおよそ決まっており、特急で行うということは二つの苦渋の選択が求められます。
ひとつは翻訳者を数人に分ける、二つ目は翻訳者に通常より負荷をかけて、一日当たりの翻訳数量を増やすという方法です。
まず一つ目の翻訳者を数人に分けた場合、想定されるのは、訳語、訳調の不統一です。
翻訳者を分けて訳語、訳調が不統一でもそのあとのチェッカーが校正していけばよいという考え方もありますが、特急の場合はその校正する時間さえありません。
二つ目の翻訳者に負荷をかけるというやり方はどうでしょうか。
この場合は訳文が浅くなり、雑になるというリスクが発生します。
いずれにしろ特急で行った翻訳というのは品質に担保できません。
品質も落とされて特急料金もチャージされては踏んだり蹴ったりですね。
パラジャパンの場合は、お客様が短納期をご希望される場合、上記二つのいずれかの方法で翻訳を行うことをお客様に了承を得たうえで受託し、特急料金をいただくことはありません。
限られた納期でいかに最大限高品質なものができるのか、というのはあくまでも営業努力の範疇であると考えています。
さて、最後になりますが、注意点をもう一つ。
「翻訳会社」で検索すると「見積もり一括サービス」が上位に現れます。
しかしこのサービスに会社の情報や依頼したい翻訳原稿を与えてしまうと、数十社から営業電話がかかってきたり、パンフレットが送られてきたりでその対応に追われ、本来の「コストパフォーマンスに優れ高品質な翻訳を提供する会社」を見極めるということが困難になります。
お客様の立場を考えると決してお勧めはできません。
以上、見積もりを取るだけでも結構な労力が必要です。
結論としては、上記すべてをクリアしている23年の社歴がある翻訳会社パラジャパンに全て委ねるということが最良な方法なのではないでしょうか。
見積もりお待ちしております。