ポーランド語
ポーランド語はインドヨーロッパ語族のスラヴ語派,西スラヴ語群に属しており、 同じ西スラヴ語であるスロヴァキア語やチェコ語に近いと言われています。
内容によっては、スペルも似ており、お互いの言っていることはなんとなく理解できるレベルのようです。
また、語派は異なりますが、ウクライナ語 (特に西部地域) とも似ています。
しかし東部地域に行くにつれて類似色が薄まっていくと言われています。
使用されている主な国・地域 |
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ポーランド、リトアニア、ベラルーシ、ウクライナ、ドイツなど |
話者人口 |
5,000万人 |
ポーランド語は文法の観点では格変化、名詞の性区別、発音等の部分で複数の特徴を持っています。
特に名詞の特徴として単語の変化 (語形変化) により主語や目的語を表すことがあげられます。
このような特徴を持つ言語は「屈折言語」と言われています。
その上ポーランド語には冠詞や定冠詞もなく、非常に複雑な構造をしています。
それゆえ、世界で習得するのが難しい言語の上位となっています。
言語習得難易度ランキング (アメリカ国務省公表) によるとポーランド語はCategory IV。
ちなみに日本語は一番難易度の高いCategoty Vにランク付けされています。
ポーランド語の歴史
ポーランド語の起源は10世紀頃にさかのぼり、ポーランド国家の設立、発展がきっかけとなっています。
当時は話し言葉のみ存在していたポーランド語でしたが、文化的・言語的に部族統合が行われたことによりラテン文字 (アルファベット) が採用され、文字として言語を表すことができるようになりました。
つまり、長い間母国語を話すことができなかったにもかかわらず、生き残った言語といえるでしょう。
ポーランド語はその後1440年頃に言語規則成文化の試みがなされ、発展していきました。
また、近隣諸国である国の言語 (特に、フランス語、ラテン語、ギリシア語、英語、ドイツ語、イタリア語) の影響も多い言語です。
ポーランド語のうち、外来語が占める割合はおよそ15%です。
世界一難しい言語と言われるポーランド語は大きく分けて次の3つの特徴があります。
1. 7つの格
主格 (主語) /生格 (所有) /与格 (間接目的語) /対格 (直接目的語) /造語 (手段や方法) /前置格 (場所) /呼格 (呼びかけ) の7種類があり、それぞれに併せて語尾が変化します。分かり易く説明すると、日本語の「てにをは」のようなイメージです。
2. 名詞における7つのジェンダー
男性名詞 (+有生名詞 (人間以外の生物) /無生名詞 (無生物) /人間名詞 (人間))、女性名詞、中性名詞があります。語尾で見分けることができるようになっています。
3. 難易度の高い発音
カタカナだと1文字で表記となる音も、実際の発音では5種類以上音が分かれていることもあります。
子音が同じでも前につく文字により細かな発音が変わります。
そのようなこともあり、英語圏では12歳程度で言語が習得できると言われていますが、ポーランド語の習得年齢はなんと16歳と言われているほど難しいそうです。
自分の国の言語が習得できるのが高校生ぐらいだとは、驚きですね。
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