シンハラ語
シンハラ文字は、紀元前3世紀中盤にインドで生まれたブラーフミー文字から派生しました。
時間をかけ、現在の丸みをおびた渦巻き状の文字に変化しました。
元々シュロと呼ばれる樹木の葉に書かれていたことから曲線的で丸みを帯びた文字になったそうです。
使用されている主な国・地域 |
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スリランカ |
公用語人口 |
1,500万人 |
インド系文字の特徴とも類似しており、アブキダ (特定の母音を伴った子音字に、それとは異なった母音を表す記号を加えて、母音のみが異なる発音を表現する) という文字体系です。
大文字・小文字の区別はありません。
シンハラ語の語順
シンハラ語の語順は日本語と似ています (基本語順はSOVスタイルです)。
特に動詞の変化 (活用) が似ており時制の変化に伴う表現で共通するものが多いのも特徴です。
また、「〇〇い」と“い”で終わる形容詞の表現もシンハラ語では日本語と同様“い”で発音します。
例)長い→දිගයි (ディガイ)、熱い→උනුයි (ウヌイ)
口語体と文語体の違い
そんなシンハラ語ですが、口語体と文語体では表現に大きな違いがあります。
つまり、「話し言葉」と「書き言葉」が大きく異なることを意味しますので、両方の基本事項を理解し、使い分ける必要があります。
大きな違いとしては、文語には;名詞に性の区別が発生する;受動態や変化形が発生する;単語自体も9割以上異なる―つまり、一見口語と文語が同じ意味をなしていてもシンハラ語の表記ではそれぞれほぼ別の表記となってしまうのです。
もちろん文字も発音も異なります。
使い分けをするために倍の勉強量が必要になる言語かもしれません。
「バヤイバヤイ!(බයයි)」
誰もが一度は聞いたことがある、または口にしたことのあるこのフレーズ。
でもよく読んでみてください。ちょっと違います。
しかし、スリランカで、現地の人が危機状態のときに、この言葉をかけると通じるそうです!
もともと日本語と似ている特徴があると説明しましたが、早速使ってみたくなる ような(使えそう?) 単語ですね。
魔法の言葉「〇〇エカ」
植民地支配による外来語も多く残っているシンハラ語。
実はシンハラ語では英語を起源とする用語の語尾につけるだけでシンハラ語に変換させてしまう魔法の言葉があります。
それが「エカ」です。
仮にシンハラ語での用語がわからなくても、英単語に「エカ」を付ければシンハラ語化されるので、便利ですね。
例) バス (バスエカ:Bus→busඑක または බස්එක)
長い首都名「スリジャヤワルダナプラコッテ」
スリランカの首都はコロンボでしたが、1985年に、スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ (ශ්රී ජයවර්ධනපුර කෝට්ටේ) が首都となりました。
一見長い首都名ですが、当時の第二大統領ジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナの名前にちなんでおり、大きく3文節に分けられ「スリ (聖なる)・ジャヤワルダナ (勝利をもたらす)・プラ (都市)・コッテ (街の正式名称)」の意味が込められています。
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翻訳項目 | 単位(訳仕上げ) | 価格※ |
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シンハラ語→日本語 (専門翻訳者+ダブルチェック) |
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