対応言語

タイ語

タイ語は主にタイで使用されている言語ですが、お隣の国ラオスの言語とも似通っており、ラオスの首都ビエンチャンでもタイ語を理解できる人が多くいると言われています。

 

使用されている主な国・地域
タイ
公用語人口
5000万人
使用されている文字
タイ文字

 

東南アジアの国々の言語は植民地時代の影響を大きく受けて発展しました。
しかし、タイは一度も植民になることなく、王朝が続いたため、他国の言語の影響を受けず独自のタイ語を公用語としています。

 

近年、タイの経済成長は順調で、タイへの進出を検討する日系企業・行政が急増 (第4位:2018年4月~2019年3月*) しています。
そしてタイにとっても日本は最大の投資国となっています。

さらに日本は、ODAによるインフラ整備および企業の投資によってタイの経済発展に大きく貢献しています。

パラジャパンでは、これらの活動を支援する資料の翻訳も多く実績があります。

 

タイの人達はアルファベットを理解しますし、実際に使います。
ですが基本的にタイ語には、シャム文字という特殊な文字が使われます。

タイ語はアルファベット言語のように、単語ごとにスペースで区切られることはなく、かといって日本語のように一文字ずつが独立してもおらず、いくつかの文字の組み合わせによって1つの意味を持つため、適当な位置で文字を区切れない (改行できない) 点で注意が必要です。

また、文字の上下に入力する声調記号もあり、PCで入力するのもノウハウが必要です。

 

 

タイ語は様々な国々の外来語からの借用語が多く、語彙数の3分の2を外来語が占めると言われています。
タイ文字は漢字と異なり、表音文字のため、一字一字が音を表します。

子音の文字は、全部で44文字ですが、現代では使われていない2文字があるため、実質的には42文字になります。

中国語には声調が4つあり、それを発音するのが難しいことは有名ですが、タイ語ではそれを上回る5つの声調があります。タイ語は文字だけでも覚えるのに大変ですが、声調も加わると、日本人の学習者にとっては覚えるのに大変な言語のひとつなのかもしれません。

日本でも有名なスープの「トムヤムクン」も正しく発音しないと現地では殆ど通じないといわれています。

 

【え、違うの?】

タイの首都と言えば「バンコク」ですが、これは正式名称ではありません。
「水の村」を意味する「バーンマコーク」という植物の名前が由来だとされています。

กรุงเทพมหานคร อมรรัตนโกสินทร์ มหินทรายุธยา มหาดิลกภพ นพรัตนราชธานีบูรีรมย์ อุดมราชนิเวศน์มหาสถาน อมรพิมานอวตารสถิต สักกะทัตติยวิษณุกรรมประสิทธิ์
クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット


意味:イン神 (インドラ、帝釈天) がウィッサヌカム神 (ヴィシュヴァカルマン神) に命じてお作りになった、神が権化としてお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい王の都、最高・偉大な地、イン神の戦争のない平和な、イン神の不滅の宝石のような、偉大な天使の都。

ちなみに、現地では最初の部分を通称「クルンテープ」として呼んでいます。
タイ人でも正式名称を言える人は少ないとか…

 

翻訳時の注意点

タイ語の翻訳をする際に気をつけるべきポイントをご紹介します。

①改行 

タイ語は日本語と違ってどこでも区切れるわけではありません。
また、句読点もありません。

勝手に改行してしまうと、日本語に例えると文字の「つくり」と「辺」を分解しまうようなことになり、全く意味が通じなくなってしまいます。

レイアウトの都合上どうしても改行が必要な場合はネイティブに見てもらうようにしましょう。

 

②文字間隔、行間の調整

タイ語には声調記号 と呼ばれる記号があります。
これは主に文字の上下左右につきますが、レイアウトの調整には充分な注意を要します。

文字の配置スペースがせまいから文字間隔や行間を狭めようとすると、本来あるべき声調記号が飛んでしまい、違う意味になったり、意味が通じなくなってしまうこともあります。

正しくタイ文字を表示させるには上下に十分なスペースが必要です。
レイアウト調整が必要な文書は特に、編集後にネイティブによるレイアウトチェックが必須となります。

 

③タイ歴

西暦で表記する文書であれば問題ありませんが、タイにはタイ暦と呼ばれる国内の暦があります。
西暦に+543年をすればタイ暦となりますが、事前に読み手を想定してどちらの表記がふさわしいか確認をされることをお勧めします。

 

パラジャパンでも最近はタイ語の依頼が急増中です。

コンピュータ (ハード・ソフト)、自動車、機械、通信、半導体、電気、化学、医学、薬学、金融、ビジネス、行政…など、あらゆる分野に対して多数の実績とノウハウを持っており、お客様の御希望に添った最適な翻訳を提供させていただきます。

和文タイ語訳、タイ語和訳に加え、パラジャパンではネイティブによるタイ語チェック (レイアウトチェックを含む) や、ナレーション、動画編集、音声文字おこし (翻訳) サービスも承っております。

 

パラジャパン翻訳実績のご紹介(※ほんの一部です)

  • 含浸技術総合ガイド(和文タイ語訳)
  • 法務省管轄施設から保護者の方への通達文(和文タイ語訳)
  • ラーメンに関する文献(和文タイ語訳)
  • 大手家電企業様100周年記念サイト多言語翻訳(英文タイ語訳)
  • 裁判資料(タイ語和訳)
  • 省庁労働関係パンフレット・ポスター (和文タイ語訳)

 

翻訳項目 単位(訳仕上げ) 価格※ 
タイ語→日本語
(専門翻訳者+ダブルチェック)
400字 お問い合わせください。
日本語→タイ語
(ネイティブ専門翻訳者+ダブルチェック)
800字 お問い合わせください。

※ お見積もり時に訳仕上げ量を想定の上、算出させていただいております。

 

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